アルバイトの応募先から採用の連絡をもらったものの辞退したいことがあります。大事なのは、辞退を決めたら早く連絡することです。ここでは、アルバイト採用の内定連絡の断り方を例文とともに紹介します。
💡この記事で分かること
- バイトの採用辞退は、決めたら当日か翌日中には伝えるのがマナーです
- 採用の連絡をもらった連絡方法でまずは伝えます
- 辞退する理由別ですぐ使える電話・メール例文がわかります。
採用辞退を決めたら、早く連絡するのが大事
バイトの採用を辞退するときは、「辞退しよう」と決めたらすぐに連絡するのが基本です。採用の連絡をもらった当日中か、翌日中には、辞退の意思を伝えるようにしましょう。
他のバイト先の選考結果を待っているなど、すぐに辞退するか承諾するかが決められない場合も、同じく、当日か翌日には連絡します。その際は、返事を保留したい簡単な理由と、いつまで待ってもらえるかを聞くようにしましょう。
「どう言えばいいかわからないから…」と連絡を後回しにしたり、そのまま放置したりするのはNGです。
<返事を保留したい際の例文>
「内定のご連絡ありがとうございます。私の事情で大変恐縮ですが、他のバイト先も並行して受けているため、お返事を〇日まで待って頂くことは可能でしょうか」
すぐ使える|採用辞退の伝え方・例文集
バイトの採用を断るときは、「採用への感謝」「簡単な辞退理由」「お詫び」の3つのステップで伝えるとスムーズです。連絡手段は、内定連絡をメールでもらったならメール、電話でもらったなら電話で連絡すると良いでしょう。
ここからは電話・メールそれぞれのケースについて、具体的な伝え方を例文とともに解説します。
他のバイト先が決まったから辞退したい
学生にとって、もっとも無難で角が立たない代表的な理由です。他の採用先で働くことが決まったことを正直に伝えましょう。
■電話での内定の断り方
先日、採用のご連絡をいただいた〇〇です。
実は他で応募していたアルバイト先からも採用の通知をいただき、シフトや通いやすさなどを考えた結果、そちらでお世話になることに決めました。
せっかく採用していただいたのに、ご期待に沿えず本当に申し訳ありません
■メールでの断り方
学業面が理由で辞退したい
ゼミや実習などで学業の状況が変わってしまった場合や、家族からバイトの同意が得られなかった場合などの伝え方を紹介します。
■電話での断り方
お忙しいところ恐れ入ります。先日内定をいただきました〇〇です。
その節は誠にありがとうございました。今日は、内定辞退のお願いとお詫びでご連絡いたしました。
せっかく内定をいただいたなか大変心苦しいのですが、急遽、所属しているゼミの活動が非常に多忙になり、どうしても働く時間を確保することが難しくなってしまいました。
選考にお時間をいただいたにも関わらず、このような形となり誠に申し訳ございません
※家族の反対の場合は「親の同意が得られず、働くことが難しくなってしまったため」と言い換えます。
■メールでの断り方
理由を伝えたくない時の断り方
ですが、採用までに時間を使った応募先に対しては、簡単な理由を伝えた方が納得はしてもらいやすくはあります。ですが、どうしても詳細な理由を伝えたくない場合は「一身上の都合により辞退させてください」という表現もあります。
■電話での断り方
先日、アルバイトの内定のご連絡をいただいた◯◯と申します。
大変申し訳ありませんが、一身上の都合で辞退させてください。よろしくお願いいたします
■メールでの断り方
すぐ使える│内定承諾後の辞退の伝え方・例文集
採用内定を一度承諾した後であっても、入社手続き前であれば辞退すること自体は可能です。ただし、バイト初日まで2週間を切っているようなケースでは、応募先で、すでにシフトの作成や備品の準備を始めている可能性が高いです。そのため、辞退を判断した時点で、一刻も早く連絡を入れることが最低限のマナーと言えます。
バイト初日が迫っているなど急ぎの状況では、メールよりも電話で直接伝えるのが一番確実で、相手にも誠意が伝わりやすいです。電話をしたものの担当者が不在の場合は、取り急ぎメールで連絡を入れつつ、少し時間を空けて改めて電話をかけ直すようにしましょう。
■電話での断り方
アルバイトの内定連絡を頂いた〇〇と申します。
先日、内定を承諾したあとで大変申し訳ございませんが、他に内定をもらったアルバイト先で働きたいと考え、内定を辞退したくご連絡いたしました。
採用にお時間をさいていただいたにも関わらず、大変申し訳ありません。何卒ご容赦ください
※担当者が不在の場合は、つながる時間を確認して再度連絡するか、それでもつながらない場合は、伝言を依頼しましょう。
■メールでの断り方
採用・内定の辞退連絡、その他の疑問
最後に、採用内定を辞退する上でよくある疑問について解説します。
雇用契約書のサイン後でも辞退できる?
内定承諾後や雇用契約書(労働契約書)の提出後であっても、入社を辞退することは可能です。ただし、状況によって法的な扱いが異なるため、辞退を決めたら「一刻も早く」連絡することが重要です。
契約締結前:
通常の内定辞退と基本的には同じなので、なるべく早く辞退の意思を伝えましょう。
契約締結後:
まだ働き始めていなくても通常の「退職」と同じ扱いになります。法律上は入社予定日の14日前までに伝えれば辞退が可能です。14日を切っている場合は、バイト先に辞退の合意をしてもらう必要がありますが、一般的に学生のアルバイトであれば、辞退に応じてくれることが多いでしょう。
辞退を伝えて怒られた場合はどうする?
辞退の連絡を入れた際、まれに担当者からお叱りを受けることがあるかもしれません。バイト先もシフト調整などの準備を進めているため、つい強い口調になってしまうケースです。
もし厳しいことを言われてしまっても、ムキになって反論したりせず、「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」とまずは誠実に謝りましょう。
働く前に辞退することは法的に問題はなく、怒られたとしても無理に引き受ける必要はありません。マナーとして、お詫びの姿勢は見せつつ、辞退する意思はブレずに伝えることが大切です。
辞退を受け入れてもらえない場合は?
バイトやパートの採用辞退を受け入れてもらえない場合も、上の「怒られたケース」と同じく、辞退自身は法的には問題がないので、根気よく、働くのは難しいことを伝え続けましょう。
損害賠償を請求すると言われたら?
バイトの採用を辞退したからといって、損害賠償を請求されるような事態になることはめったにありません。
例外として、勤務開始前の研修や入社準備で一定の予算が発生した上、勤務開始当日に辞退するなど悪質と認められる場合は、損害賠償を請求される事もありますが、該当ケースは少ないので、そう心配はありません。
電話でもメールでも連絡が取れない場合は?
連絡しても電話がつながらず、メールの返信もない場合は、お店のピークタイム(飲食店のランチやディナータイムなど)を外して、改めて電話をかけ直してみましょう。
それでも担当者が不在なら、電話口に出たスタッフへ「採用の件でお電話しました。大変恐縮ですが辞退させていただきたく、担当の〇〇様へお伝えいただけますでしょうか」と伝言を頼むのがスムーズです。留守番電話になった場合は、自分の名前と辞退の意思を簡潔に吹き込んでおきましょう。
※更新履歴:
2020年4月28日 初回公開
2025年9月30日
2026年4月22日